腰は人体の中心部であり、どんな運動をする時にも負担がかかる部分です。 人間が2足歩行になったことで、重い上半身を支えなければならなくなった腰の疲労は、現代人にとって避けられないものなのです。 実に日本人の8割の人が腰痛を経験しており、平成25年度の国民生活基礎調査でも、自覚症状のあるものとして 「腰痛」は男性で1位、女性で僅差の2位となっていて、非常に多くの方が悩まされている厄介なものとなっています。 腰痛は、主なものとしてぎっくり腰、慢性腰痛、坐骨神経痛、ヘルニアなどがあります。症状としては、同姿勢でいられない、座っていられない、 寝返りができない、朝起きたとき痛む、足が痺れる、足に痛みが走る、車の乗り降りがツライなど様々なものがあります。 どの症状にせよ、日常生活に支障をきたす場合が多いので、症状が重くなる前に適切な処置をとることが大切です。

まず、腰痛は上半身を支える背骨と、その周辺の筋肉の疲労や異常によって引き起こされます。 上にも書いた通り、腰には何もしなくても常に大きな負担がかかっています。 それが中腰になったり、前屈みになったりするとなおさらです。仕事や日常生活の中で、長時間腰に負担のかかるような姿勢をとっている方は、 腰痛になりやすくなります。 例えば、急性の腰痛であるぎっくり腰は、直接的な原因は人によって様々ですが、腰に何らかの力がかかり腰椎がずれてしまい、 腰の筋肉が炎症を起こしてしまう症状です。 慢性腰痛は様々な要因によって引き起こされるので、原因の特定が非常に難しい症状です。 最近の研究では、心因性の腰痛の存在も明らかになってきています。 これはストレスなどで自律神経が乱れ、筋肉が過度に緊張しやすくなってしまうことから起こる腰痛です。 このような場合は、心理的な原因を患者様ご自身が理解することで症状が緩和されることもあるのです。

腰痛の原因は人によって様々です。そのため、ポルクス整骨院では、専門的徒手医学知識をもったスタッフが、 どの筋肉が疲労を起こしているか、姿勢に問題点はないか、骨格にずれがないかなど、 色々な角度から原因をつきとめ、適切な施術をおこなっていきます。