「頭痛」でお悩みの方
頭痛に関してはいくつかのタイプに分かれています。中でも症状の多い代表的な2つについてご紹介したいと思います。
緊張型頭痛
後頭部から首筋を中心に、頭全体がギューッとしめつけられるような重苦しい痛みが特徴です。
「ヘルメットをかぶったような」、「縄で頭を締め付けられたような」などといった感覚で表現されることもあります。
めまいや体のだるさを伴うことも少なくありません。
最初は「パソコンなどの細かい作業をした後などにたまに起こる」程度だったものが、症状が悪化するとどんどん慢性化していきます。
片頭痛
こめかみから目のあたりに、ズキンズキンと心臓の拍動に合わせるような痛みが走るのが特徴です。
また、20~30%の人が片頭痛が起こる前兆症状を訴えていることも大きな特徴のひとつです。
よく知られている前兆として「閃輝暗点(せんきあんてん)」があります。
これは、痛みの起こる30分から数時間前に目の前にチカチカと輝く光が現れ、視野の中心から片隅にかけて、部分的に見えにくくなる現象です。